事件の概要
2025年8月13日、MLBドジャースの大谷翔平選手と代理人のネズ・バレロ氏が、ハワイ島の高級住宅開発プロジェクトを巡り民事訴訟で提訴されたことが明らかになった。
訴訟の舞台となったのは総額2億4000万ドル（約355億円）規模のハワイ島高級住宅開発プロジェクト。
原告は開発業者と不動産ブローカーで、カリフォルニア州ロサンゼルスの裁判所に訴状を提出した。
原告側の主張
訴状によると、原告側は開発会社「キングスバーン・リアルティ・キャピタル」によりプロジェクトから除外されたが、これがバレロ代理人の要求によるものだったと主張している。
原告は「バレロ氏と大谷選手が有名人であるという影響力を悪用し、原告の役割を不安定にし、最終的に排除した」と訴えている。
具体的には、バレロ氏が原告側に譲歩を求め、その後キングスバーン社に原告の解雇を要求。
その際、大谷選手がプロジェクトの支持を取り下げる可能性をちらつかせたとされる。
大谷選手の関与度は不明
重要な点として、大谷選手本人がこの問題をどこまで認識していたかは現時点で不明だ。
原告代理人は「代理人は選手を代表して行動しており、最終的に本人にも責任が及ぶ」と主張しているが、大谷選手が巻き添えで訴えられている可能性が高い。
一方、被告側関係者は「自らの不正行為から注意をそらすために、無関係な人々を不当に攻撃するのは悲しいことだ」と原告側を批判するコメントを発表している。
今後の展開
この訴訟では不法な契約妨害と不当利得が争点となる。
原告側は別の開発プロジェクトへの関与についても、バレロ氏と大谷選手が影響を及ぼそうとしたと主張しており、複数のプロジェクトが関係する可能性がある。
現在のところ、大谷選手側からの詳細なコメントは発表されていない。
MLBシーズン中という時期だけに、今後の裁判の進展と大谷選手のパフォーマンスへの影響が注目される。
※この記事は報道機関の公式発表に基づいて作成しており、訴訟の詳細や真偽については今後の裁判で明らかになります。
