こんにちは、なおじです。
2025年10月21日、高市早苗さんが日本初の女性首相として新内閣を発足させました。
その中で、経済安全保障担当相に就任した小野田紀美さんの名前が、SNS上で大きな話題となっています。
理由は、**安倍元首相が2022年7月7日、亡くなる前日に残した「最後の投稿」**です。
あの日、岡山の会場で燃えていた「鋼の信念」が、3年の時を経て、ついに政治の中枢へと届きました。
小野田紀美 安倍元首相 最後の投稿という言葉が、今再びSNSで拡散されています。

この記事でわかること
- 安倍元首相最後の投稿の全文と背景
- 小野田紀美氏が公明党推薦なしで戦った2022年参院選
- 新設「外国人共生担当相」の狙いと意味
- 3年越しに実現した「日本を守り抜く」という約束
安倍元首相「最後の投稿」で小野田紀美を応援
2022年7月7日、岡山での出来事
参院選真っ最中の2022年7月7日、安倍元首相は岡山市で小野田紀美候補の応援演説を行いました。
演説後の夜21時11分、彼はXにこう投稿します。
「自民党公認のみで戦い抜く小野田紀美候補。厳しい闘い、彼女の鋼の信念に会場は燃えました。日本を守り抜く小野田紀美候補に力を!宜しくお願いします」
この安倍元首相の最後の投稿には、演説会場で2人が並んで立つ写真も添えられていました。
なぜ「厳しい闘い」だったのか
小野田紀美氏は当時、極めて異例な状況に置かれていました。
自民党と連立を組む公明党から、推薦を受けていなかったのです。
通常、参院選では自民・公明が連携して候補者を支援するのが一般的。
しかし、小野田氏は安全保障政策や憲法改正についてのスタンスの違いから、公明党の支援を見送りました。
「組織票」ではなく、「信念」で戦う。
安倍元首相は、その姿勢に心を打たれたのでしょう。
まるで、「のれんに腕押し」の公明党に対して、「腕でのれんを引きちぎる」覚悟でしたね。
2022年参院選|組織に頼らず「信念」で掴んだ圧勝
全国32の1人区で唯一の「推薦なし」
2022年5月26日、公明党は参院選の岡山選挙区で「自主投票」を発表。
全国32ある1人区のうち、小野田紀美氏だけが公明党からの推薦を外されたのです。
理由は政治的スタンスの違いに加え、選挙応援の際の支援者名簿の提供を小野田氏が拒否したことも一因とされています。
「岡山のジャンヌ・ダルク」誕生の瞬間
多くの専門家は、公明党の支援がなければ再選は難しいと予想していました。
ところが、蓋を開けてみれば驚きの結果に。
小野田氏は39万2553票を獲得し、対立候補を18万票以上も引き離して当選。
これは、組織ではなく有権者の直接的な支持が勝利をもたらした象徴的な出来事でした。
圧勝の瞬間、彼女は語りました。
「有権者の皆様の意思が、この結果に現れています」
この選挙戦以来、小野田氏は「岡山のジャンヌ・ダルク」と呼ばれるように。
選挙のドラマって、いつもテレビドラマ以上ですね。
公明の 票など要らぬ 岡山魂
小野田紀美、経済安保担当相へ|安倍元首相の思い実現

なぜ彼女が選ばれたのか
小野田紀美氏は参院議員として、経済安全保障やスパイ防止法の強化に一貫して尽力してきました。
その専門性と実績が、今回の抜擢につながったと考えられます。
高市首相は彼女の起用について「最高の人事」と評価。
経済安保は、国家の基盤を守る重要な役割です。
小野田氏が担う主な任務
- 重要技術の流出防止
- 重要なサプライチェーンの確保
- 海外からの情報収集活動への対応
新設「外国人共生担当相」の真の狙い
この内閣で新たに設置されたのが「外国人との秩序ある共生社会推進担当」というポスト。
小野田氏がこの役も兼務することで、以下を一元的に管理する体制が整いました。
| 担当分野 | 具体的な取り組み |
|---|---|
| 不法滞在対策 | 入国管理の厳格化 |
| 土地取得規制 | 外国人による土地購入の監視 |
| 共生ルール作り | 外国人との健全な関係構築 |
小野田氏は就任会見でこう述べています。
「排外主義に陥ってはいけません。ただ、国民が安心・安全に暮らせる社会を守らなければなりません」
この「安心」と「排外」の塩梅が、これからの課題ですね。政治の綱渡り、落ちたら大変。
3年越しに実現した「約束」の重み
二人の思いがつながった瞬間
2022年7月7日、安倍元首相は演説で小野田紀美氏の「鋼の信念」を称えました。
そして2025年10月21日、その「信念」を持った小野田氏が、内閣の中枢に立ったのです。
小野田氏は当時、安倍元首相の最後の投稿を受けてこう返信していました。
「決して折れず、日本を守り抜くお約束を果たして参ります」
あの日の「お約束」が、3年の時を経て現実のものに。
インターネットの海に浮かぶ一通の最後の投稿が、3年後に国政の舞台の中心で光を放つ。
政治の世界には、こんな不可思議なご縁があるんですね。
SNSで再び話題に|小野田紀美と安倍元首相の絆
小野田紀美氏の入閣が報じられると、すぐにSNS上では**安倍元首相の「最後の投稿」**が再び注目を集め始めました。
「小野田さん、閣僚になったよ」
「あの熱い信念が、やっと実りましたね」
「本当に、涙が出ます」
こうした声が数多く寄せられています。
約束を忘れないでいた人々が、たくさんいた証です。
七月七日 燃えし信念 今届く

小野田紀美の初登庁と決意表明
2025年10月22日、内閣府へ
小野田紀美さんは2025年10月22日、内閣府に初登庁しました。
就任会見で彼女は語ります。
「我が国の自立性、優位性、不可欠性の確保に向けて、サプライチェーンの強靱化、重要技術の流出防止、同盟国との連携強化など、関係各局の協力を得ながら、スピード感を持って取り組んでまいります」
また、経済安全保障の「足腰」を強化するため、産業が直面するリスクの点検や総合的な経済安全保障シンクタンク機能の強化といった基盤づくりにも力を入れると述べました。
兼務する多岐にわたる分野
小野田さんの担当は、非常に広範囲に及びます。
担当分野一覧
- 経済安全保障担当
- 外国人との秩序ある共生社会推進担当
- 内閣府特命担当大臣(経済安全保障、科学技術政策、人工知能戦略、宇宙政策、クールジャパン戦略、知的財産戦略)
この「多角的担当」は、経済安保と科学技術、文化戦略が密接に関連しているという高市首相の政策思想を反映しています。
特に「クールジャパン戦略」は、アニメやゲーム、音楽など、日本のソフトパワーを経済安保の観点から強化する狙いがあるんです。
文化も武器になる時代ですね。
アニメから 国を守るも 大臣の仕事
まとめ|小野田紀美 安倍元首相 最後の投稿が紡ぐ約束
**安倍晋三元首相の「最後の投稿」**は、今多くの人の心を揺さぶっています。
それは、ある政治家への応援であり、信念を貫くことの大切さであり、約束を信じ、貫くことの尊さを静かに語っているように感じます。
3年という長い時間。それでも、その「約束」を忘れないでいた人々がたくさんいた。
その証が、SNS上に溢れる温かい声です。
政治は時に遠く、冷たいものに思えることもあります。
でも、こうした「約束」や「信頼」が、歴史の流れをほんの少し良い方向へと動かす。
小野田紀美さんが、これから「経済安保」と「外国人共生」という2つの大きな舵をどのように取るのか。
その「信念」の結晶に、今、関心が集まっています。
彼女は自身のX(旧Twitter)でこう綴っています。
「全身全霊で務めてまいります」
「鋼の信念」は今、「責任」へと変わっていきます。
その重みをしっかりと受け止めながら、日本という国を守り抜いていく。
それが、あの日岡山の会場で燃えていた「炎」への最大の敬意なのかもしれません。
