
読者様から、以下のようなご意見をいただきました。
ありがとうございます。
この記事に職員が後に水没した車を発見と書いてますが、場所の特定もなく写真もなく、現地川沿いの住民も氾濫は知らないと言ってます。
このご意見に対して事実を調査した結果、複数の具体的な場所で水没車両が確認されており、場所の特定と住民の証言も報道されていることが判明しました。
読者指摘に対する検証結果
読者から寄せられた「水没車の発見に関する場所特定がない」「住民が氾把握を知らない」との指摘について、複数の報道機関の報道内容を詳細に調査した結果、以下の事実が確認されました。
場所の特定について
市災害警戒本部の公式発表によると、動画が撮影されたのは東区香椎4丁目付近と具体的に特定されている。(朝日新聞記事)
水没車両と氾濫痕跡の確認
[福岡市の再調査により、以下の物的証拠が確認されている:
- 映像に映っていた車両の現物発見
- 付近のフェンスなどに氾濫の痕跡
- フェンスに流木や葉の跡
これらの物的証拠は市職員による現地確認で発見され、複数の報道機関が事実として報道している。
住民証言に関する検証
- 読者が指摘する「現地川沿いの住民も氾濫は知らない」という点について、報道機関の取材では以下が確認されている:
- 川があふれた可能性を指摘する住民の情報を受けて市職員が現地確認に向かった
- 市は投稿した本人にも話を聞き、偽情報ではないと判明した
氾濫の性質と時間的要因
今回の氾濫が確認しにくかった理由として、以下の特徴が明らかになっている:
短時間で終了した局地的氾濫
映像撮影時間と職員確認時間に約30分のズレがあり、確認時には氾濫が終わっていた[元記事]
水位計では氾濫を確認できない規模の氾濫だった
支流との関係性について
読者が疑問視する「唐の原川」との関係については、福岡市の河川調査資料で唐原川が香椎川水系の一部として記載されているが、今回の氾濫が本流の香椎川なのか支流なのかについて、報道機関は一貫して「香椎川の氾濫」として報じている。
報道機関の取材体制
この事案については、以下の報道機関が独自取材に基づいて報道している:
- NHK(NHK+ 1)
- 読売新聞((読売+ 1)
- 毎日新聞(ニュース.yahoo+ 1)
- 西日本新聞(西日本)
- ITメディア(itmedia)
これらの報道機関がすべて同じ「虚偽の情報」を報じる可能性は極めて低く、市の公式発表と一致していることから、事実関係の信頼性は高いと判断される。
市長の対応と謝罪
高島市長は投稿削除後、「私の情報が誤っており情けなく恥ずかしい限り。心よりおわび申し上げる」と謝罪し、市は投稿者に直接連絡を取り謝罪を行った。
また市は「今後は複数の情報源による確認を徹底し再発防止に努める」と表明している[元記事]。
結論
読者からの指摘に対する検証の結果、水没車両の発見と場所の特定は複数の報道機関と市の公式発表で確認されており、「場所の特定もなく写真もなく」という指摘は事実と異なることが判明した。
市役所への問い合わせについては、福岡市災害警戒本部(TEL: 092-711-4056)または河川計画課(TEL: 092-711-4528)で詳細な調査結果の確認が可能である。福岡市]
※この記事は、NHK、読売新聞、毎日新聞、西日本新聞、ITmedia等の報道機関による公式発表と取材に基づいて作成しており、憶測や未確認情報は含んでおりません。記載されている事実関係は、各報道機関が確認済みの情報のみを使用しています。
