こんにちは、なおじです。
2026年2月7日、小池百合子東京都知事が「自民党都連と連携する」と表明しました。
一方、山口那津男元公明党代表は「自民党は政治不信を解決できなかった」と批判。
明日2月8日の衆院選投開票を前に、首都決戦の構図が大きく動いています。
この記事では、両氏の発言の背景と意味を、元社会科教師の視点から詳しく解説します。

この記事でわかること
- 2月7日の小池都知事・山口元公明代表の発言内容と背景
- 小池百合子氏と自民党の関係変遷(離党→希望の党→再接近)
- 公明党が連立を離脱した理由と野党化の戦略
- 元教師が見る首都決戦の歴史的意義
- 衆院選の結果が政界に与える影響
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2月7日発言まとめ|小池・山口両氏の選挙前日発言
小池都知事「自民都連と連携」表明
2026年2月7日、小池百合子東京都知事は記者会見で「自民党都連と連携していく」と明言しました。
小池氏は2016年の都知事選で自民党を離党。
その後、独自路線を歩んできた人物です。
今回の「連携」表明は、大きな方向転換と言えるでしょう。
山口元公明代表「自民は政治不信解決できず」

同じ2月7日、山口那津男元公明党代表は街頭演説で「自民党は政治不信を解決できなかった」と強く批判しました。
公明党は1999年から2025年まで自民党と連立政権を組んできました。
しかし2025年に連立を離脱し、野党に転じています。
山口氏の発言は、連立離脱の正当性を訴える狙いがあると見られます。
発言の背景と選挙情勢
両氏の発言は、明日2月8日の衆院選投開票を前にした重要な政治メッセージです。
毎日新聞の情勢調査によると、高市早苗首相率いる自民党・日本維新の会連立政権は過半数233議席を上回る勢い。
3分の2(310議席)に迫る可能性もあります。
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一方、中道改革連合(立憲民主党・国民民主党)が追い上げを見せています。
東京の選挙区では接戦が予想されており、小池氏の「連携」表明は自民党への援護射撃となる可能性も。
高市政権の「責任ある積極財政」や人口戦略などの政策が争点です。
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小池百合子都知事のプロフィールと政治歴
基本情報(年齢・経歴・現職)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 小池百合子(こいけ・ゆりこ) |
| 生年月日 | 1952年7月15日 |
| 年齢 | 73歳(2026年2月時点) |
| 出身地 | 兵庫県芦屋市 |
| 最終学歴 | カイロ大学文学部社会学科卒業(大学は卒業を証明) |
| 現職 | 東京都知事(2016年~、3期目) |
| 所属政党 | 無所属 |
小池百合子氏は1992年に参議院議員として政界入り。
学歴についてはカイロ大学が2020年に「1976年に卒業した」と公式声明を出していますが、一部で疑惑も指摘されています。
環境大臣、防衛大臣などを歴任した後、2016年に東京都知事に初当選。
以降3期連続で都知事を務めています。
自民党との関係変遷(離党→希望の党→再接近)
小池氏と自民党の関係は、大きく3つの段階に分けられます。
第1段階:自民党議員時代(1992年~2016年)
小池氏は1992年から2016年まで、自民党所属の国会議員として活動。
環境大臣(2003年~2006年)、防衛大臣(2007年)などの要職を歴任しました。
党内では「小泉チルドレン」の一人として注目されました。
第2段階:離党と希望の党(2016年~2019年)
2016年、小池氏は東京都知事選に出馬するため自民党を離党。
自民党推薦候補を破り、初当選しました。
2017年には新党「希望の党」を立ち上げましたが、衆院選で失速。
2019年には希望の党が解散し、小池氏は無所属の都知事として活動を続けています。
第3段階:自民党への再接近(2020年代~)
希望の党の失敗以降、小池氏は自民党との距離を徐々に縮めてきました。
都政運営においても、自民党都連との協力関係を築いています。
今回の「小池百合子 自民党 連携」表明は、この流れの延長線上にあると言えるでしょう。
東京都知事としての実績
小池氏は都知事として、以下のような実績を残しています。
- 東京2020オリンピック・パラリンピックの開催(コロナ禍での運営)
- 「東京アラート」などコロナ対策の推進
- 待機児童対策の推進
- 受動喫煙防止条例の制定
一方で、豊洲市場移転問題での混乱や、都議会との対立も指摘されています。
元教師が見る小池発言の意味
自民党との「距離」の変化
社会科教師として35年間、政治を教えてきたなおじの目から見ると、小池氏の「連携」表明は自然な流れです。
希望の党という「第三極」の試みが失敗に終わった今、小池氏が選べる選択肢は限られています。
無所属のまま都知事を続けるには、都議会での協力が不可欠。
自民党都連との連携は、都政運営の安定化という現実的な判断でしょう。
首都決戦における戦略的判断
明日の衆院選で注目されるのは、東京の選挙区です。
小池氏の「連携」表明は、東京で戦う自民党候補への追い風となる可能性があります。
一方で、野党側は「小池氏は自民党の補完勢力だ」と批判を強めるでしょう。
首都決戦の結果は、全国の選挙戦にも影響を与えます。
歴史的文脈から見る意義
過去を振り返ると、「第三極」の試みは多くが失敗に終わっています。
1990年代の日本新党、2000年代のみんなの党、そして小池氏の希望の党。
いずれも一時的な支持は得たものの、長続きしませんでした。
日本の政治では、自民党か野党第一党のどちらかに収れんする傾向が強いのです。
小池氏の「連携」表明は、この歴史的法則を裏付けるものと言えます。
公明党の変化|連立離脱後の動き
自公連立の歴史(1999年~2025年)
公明党と自民党の連立政権は、1999年から2025年まで26年間続きました。
この連立は「自公連立」と呼ばれ、日本政治の安定の柱でした。
公明党は連立のパートナーとして、福祉政策や平和外交を推進してきました。
しかし2025年、公明党は連立を離脱。
野党に転じます。
連立離脱の背景|複数の視点から
公明党が連立を離脱した背景には、複数の要因が絡んでいると見られます。
公明党が表明した理由
公明党は「自民党内のスキャンダルや政治資金問題への対応が不十分」として連立を離脱しました。
また、26年間の連立で「自民党の補完勢力」と見られるようになったことへの危機感もあったとされています。
別の見方も存在する
一方で、外交政策、特に対中国政策における路線の違いを指摘する声もあります。
自民党が安全保障政策を強化する中、公明党の支持母体である創価学会には中国との関係を重視する傾向があるとの分析もあります。
元教師の視点
なおじが35年間の教育現場で学んだことは、「一つの出来事には必ず複数の要因がある」ということです。
公明党の連立離脱も、単一の理由ではなく、複合的な判断によるものでしょう。
山口発言の狙いと野党戦略
山口那津男元公明代表の「自民党は政治不信を解決できなかった」という発言は、連立離脱の正当性を訴える狙いがあると見られます。
公明党は現在、野党として中道改革連合(立憲民主党・国民民主党)と連携しています。
明日の衆院選で議席を維持できれば、野党としての存在感を示すことができるでしょう。
一方、議席を大きく減らせば、連立離脱の判断が誤りだったとの批判を受ける可能性もあります。
この記事のQ&A
Q1:小池都知事はなぜ自民党と連携するのか?
A:都政運営の安定化が最大の理由でしょう。
無所属の都知事として都議会での協力を得るには、最大会派である自民党都連との連携が不可欠だからです。
Q2:公明党はなぜ連立を離脱したのか?
A:公明党は「自民党内のスキャンダルや政治資金問題への対応が不十分」として連立を離脱しました。
ただし、離脱の理由については複数の見方があります。
公明党側は「支持者の信頼維持」と「独自性の回復」を理由に挙げています。
一方で、外交方針の違い(特に対中国政策)を指摘する声もあります。
26年間続いた連立の終了は、複合的な要因によるものと考えられます。
Q3:首都決戦の結果は全国にどう影響するのか?
A:東京は全国最多の25選挙区があり、その結果は全国の政治状況に大きな影響を与えるでしょう。
特に接戦区での勝敗は、政権の安定性を左右する可能性があります。
【筆者紹介|なおじ】
社会科教師として35年間教壇に立ち、数え切れないほどの生徒たちに政治や歴史を教えてきました。
現在は退職後、8つのブログを運営しています。
政治・歴史・ドラマ・芸能・スポーツ・旅・学び・書評
政治記事では、党派色を排除した客観的な分析と、歴史的文脈を重視した解説を心がけています。
教育現場で培った「事実を丁寧に伝える力」を活かし、読者の皆さんが政治をより深く理解できる記事作りを目指しています。
明日2月8日の衆院選、投票に行きましょう。