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🤝参政党が自民党の協力要請に含み|神谷代表の真意と高市総裁の戦略を解説

こんにちは、なおじです。

2025年10月16日、政治の世界で興味深い動きがありました。​

自民党の高市早苗総裁が参政党の神谷宗幣代表と国会内で会談しています。​

テーマは首相指名選挙での協力要請でした。​

21日召集の臨時国会が舞台になります。​

興味深いのは神谷代表の反応です。

連立入りは「絶対にしない」と言い切りながらも、協力については「党内で検討する」と含みを持たせました。​

まるで恋愛相談で「友達としてはいいんだけど…」という微妙な返事に似ています。

この曖昧さ、実は計算され尽くしたものなんです。​

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目次

神谷代表の「含み」に隠された戦略

会談後の記者団への発言を見てみましょう。

「党内でもんで最終的に決定する」

「独立独歩で行く」​

「国益を最優先した行動をする」

一見矛盾しているように聞こえますね。​

しかし、これには明確な意図があります

参政党の支持基盤はSNSを中心とした若年層や保守層と言われています。​

彼らの多くは「既成政党との癒着」を最も嫌う傾向があります。

そのため連立入りは絶対にできないんです。​

参政党支持層の特徴内容
年齢層30代40代が中心と言われています​
重視する政策外国人政策、スパイ防止法​
メディア観既存メディアへの不信感が強い​
元々の支持政党自民党支持者が多い​

しかし、政策ごとに是々非々で判断する姿勢を見せれば、「柔軟で建設的」というイメージを作れます。​

神谷代表は「いい政策は応援する」とも発言しています。

つまり、連立は組まないが個別協力の可能性は残したわけですね。​

自民党からすれば「いいとこ取り」に見えるかもしれません。

ただし参政党支持者から見れば「原則を守りつつ現実的」と映るでしょう。​

まさに綱渡りのような外交術と言えます。

意外と多い?高市総裁との政策一致点

実は、高市総裁と参政党は政策面でかなり近いと言われています。​

神谷代表自身も「半分ぐらいは一致している」と認めています。

スパイ防止法の制定

両者が最も強調するのがこれです。​

外国スパイ活動を取り締まる法律の必要性で完全に一致しています。​

参政党は以前から「議員10人集まったら法案を出す」と公言していました。​

高市総裁もこの分野に前向きです。​

外国人政策の見直し

移民政策や外国人労働者受け入れについて、両者とも慎重な姿勢を取っています。​

参政党支持者の6割以上が「外国人が必要以上に優遇されている」と感じているそうです。​

この層の声に高市総裁も敏感なようです。​

減税・積極財政政策

税負担の軽減について、方向性がかなり近いと見られています。​

高市総裁は「減税と積極財政による経済の立て直し」を掲げています。​

参政党も同様の主張をしてきました。​

神谷代表は会談で「高市総裁の方が参政党の政策に近いと言っていただいた」と明かしています。

高市総裁も「参政党とは政策的に近い」とコメントしたそうです。​

これだけ一致点があれば、首相指名選挙での協力は十分あり得ますね。​

数合わせに見えるかもしれませんが、政策的根拠も存在します。

なぜ自民党は参政党に頼るのか

高市早苗2

答えは単純です。

数が足りないからなんですね。​

自民党は日本維新の会と連立協議を進めています。​

しかし、維新だけでは参議院で過半数に届かない可能性があります。​

参政党は小政党ですが、数票が勝負を分ける状況では重要な存在になるんです。​

そのため高市総裁は自ら会談を申し入れました。​

これは「なりふり構わず数をそろえる」という自民党の焦りを示しています。​

公明党が連立離脱を示唆している今、背に腹は代えられない状況なんですね。​

政治の世界では「数は力」です。

ただし、あまりに見え見えの数合わせは有権者の反感を買います。

自民党にとっては**「背水の陣」ならぬ「背数の陣」**といったところでしょうか。

ネット上の反応は賛否両論

ヤフーコメントやX(旧Twitter)では様々な意見が飛び交っています。

批判的な意見:

「参政党は『独立独歩』と言いながら結局自民に近づくのか」​

「原則を曲げて権力に擦り寄るのではないか」​

「自民党の数合わせに利用されるだけではないか」​

懸念の声:

「参政党支持者は自民との協力をどう思っているのか」​

「連立はしないと言うが、協力したら同じことではないか」​

「政策ごとの判断といっても、結局自民寄りになるのでは」​

評価する意見:

「政策が近いなら協力するのは当然」

「連立を組まずに是々非々で対応するのは賢い」

「スパイ防止法を実現するチャンスかもしれない」​

全体としては、参政党支持者の間でも意見が割れている様子です。​

「純粋野党」を貫いてほしい層と、「政策実現のためには協力も必要」と考える層に分かれています。​

神谷代表は会談で、SNS規制について懸念を伝えたそうです。

「変な言論統制みたいなものには反対する」と明言しています。

これは支持者の不安を和らげるためのメッセージでもありますね。

政治の世界は複雑です。

今日の「是々非々」が明日には「なあなあ」になるかもしれません。

逆に、今日の「協力」が明日には「決別」になることもあります。

まさに**「政治は生き物」ならぬ「政治は化け物」**なんですね。

今後の展開をどう読むか

参政党は今、難しい舵取りを迫られています。​

純粋野党として批判を続けるのか。​

それとも政策実現のために与党と部分協力するのか。​

21日の臨時国会までに、党としての最終判断が示されるでしょう。​

個人的には、参政党は首相指名選挙で高市総裁に投票する可能性が高いと見ています。​

理由は3つあります。

理由①:政策の親和性が高い

スパイ防止法、外国人政策、減税で一致しています。​

理由②:支持層の期待に応える

元自民党支持者が多い参政党支持層は、高市総裁に好意的です。​

理由③:存在感を示すチャンス

小政党が影響力を発揮できる絶好の機会なんですね。​

ただし、連立入りはしないでしょう。​

それをすると支持基盤が崩れてしまいます。​

「独立独歩」の看板を下ろすわけにはいきません。​

まとめ:小政党の大きな選択

参政党の神谷代表が自民党の協力要請に「含み」を持たせたのは、連立は組まないが政策ごとに是々非々で判断するという戦略と言えます。​

スパイ防止法や外国人政策など、政策面での一致点が多いことも背景にあります。​

自民党にとっては、参議院で過半数を確保するために参政党の協力が重要になっています。​

21日の臨時国会で、参政党がどんな判断を下すのか。

小政党の大きな選択が、日本の政治の行方を左右するかもしれません。

今後の展開に注目したいですね。

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なおじでした。

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