日本初の女性首相誕生と「女性首相」という言葉

「女性首相」がセット受賞した意味
今回の年間大賞は、「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」というセットでの受賞です。
高市早苗氏は日本初の女性首相として2025年10月に就任しました。
このこと自体が日本の政治史における大きな転換点です。
元社会科教師として、授業で何度も「日本ではまだ女性首相が誕生していない」と説明してきました。
それが現実になったのです。
ジェンダー観を超えた覚悟
「女性だから働きすぎてはいけない」という固定観念を、高市首相は超えました。
「私はワークライフバランスという言葉を捨てます」と宣言し、性別に関係なくリーダーとしての責任を果たす姿勢を示したのです。
これは、ジェンダー平等の本質を体現しています。
女性だからといって特別扱いを求めず、首相として国民のために全力を尽くす。
その覚悟が「働いて働いて」という言葉に込められています。
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流行語大賞が映す2025年の時代性

他のトップ10入り流行語との比較
2025年の流行語大賞トップ10には、以下の言葉が選ばれました。
【表:2025年流行語大賞トップ10と社会背景】
| 流行語 | カテゴリ | 背景 |
|---|---|---|
| 働いて働いて…/女性首相(大賞) | 政治 | 高市首相の覚悟表明、日本初女性首相誕生 |
| エッホエッホ | ネット文化 | SNS発祥のバズワード |
| 古古古米 | 経済・生活 | コメ価格高騰問題 |
| トランプ関税 | 国際経済 | 米中対立・貿易摩擦 |
| オールドメディア | メディア批判 | 既存メディアへの不信 |
| 緊急銃猟/クマ被害 | 社会問題 | 野生動物被害の深刻化 |
| 国宝(観た) | 文化 | 文化財保護の機運 |
| 戦後80年/昭和100年 | 歴史 | 戦後節目の年 |
| 二季 | 気候変動 | 四季の消失への危機感 |
| ミャクミャク | ネット文化 | 大阪万博マスコット |
(出典:「現代用語の基礎知識選 2025T&D保険グループ新語・流行語大賞」発表 2025年12月1日)
この中で政治家の発言が年間大賞を取ったことは異例です。
それだけ高市首相の言葉が、時代の空気を象徴していたということです。
言葉の一人歩きとメディアの責任
高市首相の発言は、SNSとメディアの両方で拡散されました。
しかし文脈が切り取られ、誤解が広がったのも事実です。
「ワークライフバランスを捨てる」という部分だけが強調され、「働きすぎ奨励」と受け取られました。
言葉が一人歩きする時代において、メディアには正確な文脈を伝える責任があります。
法的前提を説明せず、感情的批判だけを取り上げる報道は、その責任を果たしていません。
Q&Aで振り返る流行語大賞2025
Q1:国会議員に労働基準法は適用されるのか?
適用されません。
国会議員は「特別職国家公務員」として、労働基準法の対象外です。
労働時間・休日・残業・有給休暇といった規定が法律で守られていません。
Q2:なぜ国会議員は労働基準法の適用外なのか?
国会議員は「国民に選ばれた公職者」であり、「雇われて働く労働者」ではないからです。
災害・安全保障・外交危機などの緊急事態に、時間外でも対応する責務があるためです。
Q3:高市首相の「働いて働いて」発言は誰に向けたものか?
自民党の所属議員に向けた発言です。
一般国民に対して長時間労働を強いるものではなく、政治家としての覚悟を示したものです。
Q4:過労死遺族の批判はなぜ起きたのか?
首相の発言が「一般労働者を対象にしている」という誤解に基づいています。
高市首相は労働基準法が適用されない議員・首相自身の覚悟を語っているのであり、一般労働者への働きすぎ奨励ではありません。
Q5:メディア報道の問題点は何か?
国会議員と一般労働者の法的根拠の違いを報じなかったことです。
この前提を説明せずに「働き方改革に逆行」と批判するのは、読者・視聴者を誤った方向に導きます。
筆者紹介|なおじ
元社会科教師として35年間、小学校・中学校で教壇に立ち、憲法や法律の基本を教えてきました。
バスケットボール部顧問として15年間、リーダーの責任と覚悟の大切さを指導。
その経験から言えることがあります。
休める時には休まないと、良い仕事はできません。
高市首相や国会議員にはも、常に働きすぎるまで働けと言っているのではないことを、明言しておきます
高市さんは決してさぼる人ではない。
首相として信じられる人です。
だからこそ、心から言いたい。
休める時には、どうか休んでください。
なおじは現在、ドラマ・芸能・政治・歴史・スポーツ・旅・学びをテーマに7つのブログを運営中。
政治記事では「法的構造」や「報じられない前提」を丁寧に解説するスタイルを大切にしています。