こんにちは、なおじです。
一昨日(10月21日)、歴史が動きましたね。
高市早苗さんが日本初の女性初首相に就任し、各メディアの世論調査では支持率71%という驚異的な数字が報じられています。
10月22日から23日にかけて発表された調査結果は、読売新聞71%、共同通信64.4%と、いずれも高水準です。
でも、「なぜそんなに支持されているの?」「この数字、本当なの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
元社会科教師として35年間、政治を教えてきた私が、できる限り客観的に解説いたします。

この記事で読める内容:
- 📊 各メディアの世論調査で明らかになった高市早苗支持率の実際
- 🔍 若年層・女性層の支持が特に高い理由
- 💰 高市内閣が掲げる物価高対策の具体策
- 🌸 地元・奈良県民の生の反応
- 🤔 今後の課題と支持率が維持できるかの分析
要点はこちら:
高市内閣の支持率は歴代政権発足時と比較しても高水準です。特に18〜39歳の若年層で80%近い支持を集めているという読売新聞の調査結果は注目に値します。ただし、これは「期待値」であり、今後の実績次第で大きく変動する可能性があることも忘れてはいけません。
高市早苗支持率を各メディアで徹底比較
読売新聞:驚異の71%
読売新聞が10月21〜22日に実施した調査では、**支持率71%**という数字が出ました。
これは2000年以降の政権発足時で5番目に高い数字なんです。
ちなみに、歴代1位は小泉純一郎内閣の87%でしたね。
「支持しない」はわずか18%にとどまっています。
共同通信:64.4%でも過去政権を上回る
共同通信の調査では**支持率64.4%**でした。
これも決して低い数字ではありません。
石破内閣の発足時が50.7%、岸田内閣が55.7%でしたから、それらを大きく上回っています。iza
若年層の高市早苗支持率が際立つ理由
読売新聞の調査で特に興味深いのは、18〜39歳の若年層で約80%の支持率という点です。
なぜ若者に支持されるのでしょうか?
その理由として、SNSでの情報発信力が挙げられますね。
高市早苗さんは以前からXなどで積極的に発信しており、若者にとって「身近に感じられる政治家」なのかもしれません。
また、キッパリと断言するタイプの政治家は、短文・短尺動画が好まれるSNSと相性が良いという指摘もあります。
「女性初首相」という歴史的意義
共同通信の調査では、女性首相誕生を「望ましい」とする回答が**76.5%**に達しました。
ただし、地元・奈良の方々の反応を見ると、もっと本質的な評価があることがわかります。
「性別ではなく、理念・人間性・政策を支持する」という声がSNSで多く見られるんですね。
まるで、料理の味は性別で決まるわけじゃないのと同じように、首相の能力も性別では測れないということでしょう。
地元・奈良の後援会長は「変革期にふさわしい総理大臣」と評価していました。
高市早苗首相の物価高対策は実現できる?
高市首相が記者会見で最初に強調したのは「物価高対策」です。
ガソリン暫定税率の廃止
今国会での廃止法案成立を目指すとのこと。
これが実現すれば、1リットルあたり25.1円の負担軽減になります。
ただし、財源確保という高いハードルがあるのも事実です。
軽油引取税も新年度までに廃止へ
トラック運送業者などへの影響が大きいこの税も、廃止を目指すそうです。
物流コストが下がれば、結果的に私たち消費者の生活も楽になるはずですね。
電気・ガス代の補助再開
これも家計に直結する重要な対策です。
冬に向けて暖房費が気になる時期ですから、タイミングとしては良いのではないでしょうか。
年収の壁引き上げ
「年収の壁も引き上げていく」と明言されています。
これは働く女性にとって大きな関心事ですよね。

地元・奈良の反応が温かい
私自身、元教師として地域の声を大切にしてきました。
だから、地元の反応は特に注目しています。
奈良県大和郡山市の地元事務所では、支援者約15人が万歳三唱で喜びを表現していました。
後援会長の菊池攻さんは「昔のまんまの高市さん。変わらぬ行動力で」と語っています。
街の声も好意的なものが多いんです。
「たたき上げでやってこられたというのが共感する」「下の人たちの話も十分聞いてもらえるんじゃないか」という期待の声が印象的でした。
課題と今後の支持率維持の見通し
女性閣僚は2人にとどまる
当初は「過去最多」を目指していたのに、結局女性閣僚は片山さつき財務相と小野田紀美経済安保相の2人のみです。
これには批判の声もあります。
「まるで、看板と中身が違うお弁当みたい」とか…。
高市早苗支持率維持のカギは「実績」
SNSには「期待が大きいだけに後は実績作り」という意見もありました。
確かに、「テストの点数は期待値じゃなく実際の答案で決まる」ものです。
でも大丈夫。
高市首相は「決断と前進の内閣」と表明しています。
言葉だけでなく、行動が示してくれるはずです。
財源確保という高いハードル
問題は、財源をどう確保するか。
例えば、ガソリン税廃止だけで年間数兆円規模の財源が必要になると言われています。
補助金で当面は対応するとのことです。
しかし、高市首相なら、持続可能な仕組みを作ることができるはずです。
期待しています。

まとめ:期待と現実のバランスを見守りたい
高市早苗内閣の高支持率は、国民の「変化への期待」の表れ。
特に若年層の支持が高いのは、将来への希望を感じているからかもしれませんね。
ポイントを整理すると:
- 🎯 支持率71%(読売)、64.4%(共同)と高水準スタート
- 💪 若年層(18〜39歳)で約80%の支持
- 💰 物価高対策を最優先課題に設定
- 🏠 地元・奈良では温かい期待の声
- ⚠️ 実績作りと財源確保が今後の課題
歴史の教師として長年政治を見てきましたが、**「政治は結果が全て」**。
どんなに高い支持率でスタートしても、国民生活が本当に良くなるか。
それで評価が決まります。
高市早苗首相がどのようなリーダーシップを発揮するのか、大いに期待しています。
実際の政策と結果を冷静に見て、高市内閣を応援していきましょう。
執筆:なおじ(元社会科教師・政治ブロガー)
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